初詣は神社?お寺?[いまさら聞けない神社とお寺の違い]

一年の始まりに、何となく初詣に行っている人が多いと思いますが
「なぜ初詣に行く」
「神社とお寺どっちにお参りするのが正しい?」
「初詣はいつ行けば良いの?」
考えた事ありますか。

初詣は神社やお寺に行き、「過ぎた一年を無事に過ごせたことに感謝し、新しい一年の無病息災や平穏無事を祈る」ことです。

ここでは、初詣について解説します。

初詣は神社とお寺どっち?

ある統計によりますと、初詣というと「神社に行く」と答える人が6割ぐらいいるそうです。

それでは、初詣は神社とお寺どちらに行くのが正解というと

初詣は、神社とお寺どちらでも良い

また、両方行く場合もどちらが先という決まりも有りません。

理由としては、神社は「神様」、お寺は「仏様」がいらっしゃる場所といわれています。

日本では、明治以前まで定着していた「神仏習合」による信仰です。

明治初めの「神仏分離令」以降、神社と仏閣が分けられましたが、初詣や参拝は全てが平等で順番は無いという考え方が受け継がれたことから神社やお寺どちらでも良いのです。

初詣はいつ行く?

一般的には元旦から3日までの「三が日」か7日までの「松の内」の間に詣でます。
松の内に詣でられなかった場合は、1月15日の「小正月」まで、遅くとも節分(旧正月)までには詣でるのがいいとされているようです。

大晦日の夜から零時をまたがっての参拝は、二年参りといってより功得が積めるとも言われます。

昔は、日が暮れる頃が一日の終わりで、日が暮れてからが一日の始まりとされていました。よって、現在の大みそかの夕方からがお正月だったのです。

大晦日から元旦にかけて、家長(家を代表する者)がその土地の氏神様を祭った神社に泊まり込み、夜通し、その年の豊作や家内安全などを祈りました。これを『年籠り(としごもり)』といいます。

また、年神様がいる方向にある神社にお参りすることを『恵方参り』といいます。

この『年籠り』『恵方参り』が、現在の初詣に由来といわれています。

毎年行く、神社やお寺を変えてもよい?

初詣は基本的に、近所にいる神社(氏神様)やご先祖を祀(まつ)られているお寺(菩提寺=ぼだいじ)に詣でるのが基本ですが、その他の参拝先を変えてもよいようです。

江戸時代には、その年の恵方(吉方)にある神社やお寺に詣でるのが流行ったそうです。

ご存知と思いますが恵方は毎年変わります、恵方は六十干支によって定まっているので、2021年は辛丑(南南東)、2022年は壬寅(北北西)となるわけです。

毎年大勢の人が詣でる人気の神社やお寺に行くのもよいでしょう。

参拝、願い事のやり方

神社やお寺を参拝する時は、感謝やと尊敬を胸に抱いて、お参りしましょう。

神社に参拝する時の手順を解説します。

1:軽く一礼して鳥居をくぐる

鳥居は、俗界と神様のいる聖域との境目を示すものです。
敬意を表して一礼してくぐりましょう。

2:参道は中央を避けて歩きましょう

参道の中央は「正中」といって神様が通る道です。

参道を歩く際は、中央を避け左右の端を歩くようにしましょう。

混雑している時は、各神社の指示や人の流れに従いましょう。

3:手水舎で「左手、右手、口」の順に清める

手水舎は参拝前に穢れを流し、清める場所です。
まず、柄杓を右手に持って左手に水をかけて清めます。
次に柄杓を左手に持ち直し、右手に水をかけて清めます。

右手に柄杓を持ち変えて、左の手のひらに水を少しためて口をすすぎます。
再度左手に水を掛けて清め、柄杓を垂直に立てて残りの水を柄に流し、元の位置に戻します。

4:賽銭を入れる

賽銭は、神様への捧げものです。

腰の高さぐらいの低い位置から、そっと入れましょう。

鈴などがある場合は、賽銭を入れた後に鳴らしましょう。

5:二礼二拍手一礼

拝殿や本殿に向かい、深く2回お辞儀をします。

胸の高さで手を2回叩きます。

神様への感謝を述べ、祈願の言葉を唱えます。

願い事を聞いてもらった感謝の気持ちを込めて一礼します。

お寺に参拝する時の手順を解説します。

1:山門で軽く一礼

山門は 私たちが暮らす俗界から仏さまたちが暮らす聖界に入る門です。

軽く一礼をしてくぐりましょう。

山門の左右に仁王像が安置されている時は、手を合わせると良いでしょう。

参道は、どこを歩いても構いません。

2:手水舎で「左手、右手、口」の順に清める

手水舎は参拝前に穢れを流し、清める場所です。
まず、柄杓を右手に持って左手に水をかけて清めます。
次に柄杓を左手に持ち直し、右手に水をかけて清めます。

右手に柄杓を持ち変えて、左の手のひらに水を少しためて口をすすぎます。
再度左手に水を掛けて清め、柄杓を垂直に立てて残りの水を柄に流し、元の位置に戻します。

3:常香炉がある時は、煙で体を清める

常香炉は、その煙で心身を清める場所です。

両手で、体にかかるように煙をかき寄せましょう。

また、体の悪い箇所に煙をつけると治るとも言われています。

4:賽銭を入れる

賽銭はお布施であり、欲や執着を捨てるための「修行」の一つです。

賽銭は、そっと入れましょう。

5:静かに手を合わせて、祈願します。

鈴などがある場合は、3回鳴らして手を合わせます。

ご祈願した後に「南無阿弥陀仏」をつけて唱えます。

手を合わせたまま、深く一礼します。

6:一礼して戻ります。

感謝の気持ちを込めて、最後に一礼します。

まとめ

初詣は、その年の最初に行う大切な行事です。

感謝の気持ちを忘れずに、ご祈願しましょう。

また、おみくじを引いたり、お守りを買ったり、出店で正月らしい「お餅」や「甘酒」を飲食するなどして楽しむものいいですよね。

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