その場で直る、スプレー式自転車パンク修理剤の仕組みや使い方[使用後のデメリット]

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日常的に自転車を使用している人であれば、自転車のパンク一度は経験したことがあるのではないですか。

自転車のトラブルの中で最も多いトラブルがパンクです。

そんなタイヤのパンクを修理する手段で、最近100円ショップでも販売しているパンク修理剤があります。

価格が安く、パンク修理剤を注入するだけで修理出来るので購入しようと思いますが、

パンク修理剤って応急処置的なもの?

100円ショップのパンク修理剤って大丈夫?

デメリットってなんですか?

こんなふうに思ったことありませんか。

結論を言うと、パンク修理剤は応急処置的なもので、使用後は正規のパンク修理作業が必要だし、使用後のデメリットもあります。

また、100円ショップのパンク修理剤についてもクチコミなどを調べてみました。

今回は、パンク修理剤の仕組みや使い方、使った後のデメリットと100円ショップのパンク修理剤について解説したいと思います。

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パンク修理材の種類

パンク修理材は3種類あり、内側から直すシーラントタイプ、外側から直すニードルタイプ、自転車用に特化したパッチタイプがあります。

・シーラントタイプ

今回、解説するパンク修理剤。缶の中に空気と修理剤が入っていて、缶をバルブに押し当ててタイヤの中に空気と修理剤が入りパンクを直す方法。

3つの中で最も簡単に直す方法ですが、大きな穴は修理が出来ないデメリットもあります。

・ニードルタイプ

チューブレスタイヤを修理する時に、主に使用する修理材です。

修理箇所に外側から専用工具で修理材を押し込んで直す方法で、自動車やバイクのチューブレスタイヤのパンクを直す時に主に使われます。

・パッチタイプ

チューブのタイヤを直す時に使われます。

チューブをタイヤから出して直すので手間はかかりますが、自転車はチューブ入りのタイヤを使った自転車が大半なので、パンク修理はこの修理材を使って修理をする方法が取られます。

以上3つのパンク修理材のうち、今回のパンク修理剤はシーラントタイプになります。

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パンク修理剤(シーラントタイプ)の仕組み

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パンク修理剤(シーラントタイプ)は、タイヤ内に空気と特殊な薬剤(細かい繊維と粘りを持つグルコース液)を注入することで、パンクの穴をふさぐもので、自転車専用のパンク修理剤は缶タイプになっており菅の中には薬剤と圧縮空気が入っています。

タイヤに注入すると、薬剤と空気が一気に入りパンクしている穴の部分から薬剤と空気が漏れる際に穴のまわりに薬剤が固化してパンクを直すという仕組みです。

パンク修理剤は、あくまでも応急処置に過ぎないので、これで修理が完了したわけではありません。

出来るだけ早めに本修理をする必要があります。

また、直せる穴の大きさにも限度があり1~2mmの画鋲やクギが刺さった程度の穴までになります。

これ以上大きい穴や裂けてしまっているパンクは修理することは出来ません。

タイヤがパンクした時、タイヤの中のチューブの状態を見ることができず、穴の大きさや裂けていないかなどの確認は出来ません。。

このような場合、とりあえずパンク修理剤を注入して様子を見るしかありません。

これがパンク修理剤の応急処置的な面でもあり、欠点とも言えます。

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パンク修理剤の使い方

異物確認                                                      パンク修理剤の使い方は、最初にタイヤの表面にパンクの原因になったクギなどの異物が無いか確認し、ある場合は取り除きます。

エアー抜き                                                           次に、バルブのネジを緩めてチューブのエアーを完全に抜きます。修理剤は空気と一緒に注入しますので、修理剤が「少量しか入らない」ということになたないようにするためです。

修理剤注入                                                                            タイヤのバルブ(空気を入れる所)が真下にくるようにタイヤを回し、バルブにパンク修理剤を押し当て注入します。この時、タイヤに空気も一緒に入りますので、しっかり空気が入るまで押し当てましょう。

パンク箇所の確認                                                                                                                パンクしていた場所からエアーが漏れていなければ完了です。                ただし、目視で確認できない漏れやこの後漏れてくる可能性もありますので、様子を見ながら運転しましょう。

このようにパンク修理剤の使い方は非常に簡単で、パンクした時にその場で対処し直せることが最大のメリットと言えるでしょう。

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修理剤のデメリット

パンク修理剤で防げるパンクは、1~2mmの穴のパンクです。

しかし、統計ではパンクの原因の多くは空気圧低下によるリム打ちパンクやチューブの破れが原因で、クギなどによるピンホール的なパンクは少ないということです。

大きな穴のパンクにパンク防止剤を使用すると、穴から防止剤が漏れ出しタイヤの内側が防止剤でグチャグチャになってしまいます。

その状態でパンク修理を依頼すると、修理する際に手間がかかるので修理代が高くなったり、チューブとタイヤを交換しなければならない場合のあります。

また、パンク防止剤を注入する時はバルブから注入するのですが、英式バルブではバルブ全部を外せるのでいいのですが、仏式バルブの場合は液体がバルブに付着してしまいゴム状になってしまうので、バルブの開閉や空気の注入に支障がでてチューブ交換になってしまう可能性があります。

以上のことから場合によっては、修理を断られることもあります。

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100円ショップのパンク修理剤

価格は200円前後と「大丈夫」と思いますが、どうやらホームセンターで販売している物と変わりないようです。

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バルブの形状を確認しよう

注意する点が一つあります、それはバルブ形状の種類です。

自転車のバルブ形状は英式バルブ、米式バルブ、仏式バルブの3種類があり、シティサイクル(ママチャリ)は主に英式バルブ、クロスバイクやマウンテンバイクは主に米式バルブ、ロードバイクは主に仏式バルブが使用されています。100円ショップやホームセンターで販売されているパンク修理剤は大半が英式バルブに適合する物が販売されています。

バルブの形状にあった物でないと使用することが出来ないので確認しましょう。

出典:lovell

英式バルブ

仏式バルブ

米式バルブ

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まとめ

パンク防止剤のメリットは、その場で簡単にパンク修理が出来ることですが、直せるパンクが1~2mmの釘を踏んだ程度の穴までとなります。

また、後で本修理になった場合チューブの交換になる可能性もあるので、最終的にコストがかかる可能性があると言えるでしょう。

しかし、パンク修理剤は低価格で購入でき、パンク時の応急処置になりますので携帯して置くと良いでしょう。

もう一つのパンク時の対策として、自転車ロードサービスに加入することをおすすめします。

自転車ロードサービスは、出先での自転車トラブルに対応してくれるサービスです。

パンクをはじめ、事故や故障で自走できなくなった場合に駆けつけて、希望の場所まで搬送してくれます。

義務化となっている自転車保険とセットで、月々300円くらいから加入出来る自転車ロードサービス保険もあるので、これを機会に検討してみてはいかがでしょうか。

自転車ロードサービス保険サイト

CycleCall

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