通勤や通学、普段使いで自転車に乗っている人にとって雨の日は、ため息がでるほど嫌な気分になりますよね。
雨の日は仕方がなく徒歩や電車で移動という人も多い中、雨の日も自転車でという人もまた多くいると思います。
小雨程度ならまだしも本格的な雨の日はレインウェアがかかせません。
レインウェアをネットで検索すると、簡易的な薄いカッパのような物なら安いですが自転車向きのしっかりとしたレインウェアとなると高い物に。
また、調べてみると耐水圧や透湿性などの機能もきになります。
そんな時に「ワークマン」が頭に浮かびます。
しかし、ワークマン商品はアマゾンや楽天などでは扱ってないのか、あまり見かけません。
そので今回は、ネットで扱っているワークマンよりコスパがいい商品を紹介します。
ワークマンの防水機能を持つイージスブランドとは
ワークマンにはカテゴリー別に分類された9つのオリジナルブランドがあり、イージスブランドはその中の1つで「防水」機能を搭載したレインウエアやグッズを揃えたブランドになります。
イージスはワークマンブランドでも、防水を専門にしてオリジナルブランドです。
従来の「合羽(かっぱ)」をベースに、デザイン性を追求したラインナップはプロ職人のみならず、バイクを愛するライダーやフィッシング、アウトドアなど、過酷な環境をアクティブに楽しむすべての方へ向けた“本格派”なものとなっています。
コアなファンにも満足いただけるよう、新素材の開発、耐水圧・透湿度の向上と価値に見合ったプライスを実現し続けています。 ブランドロゴは「雨・風・雪」をイメージしています。
快適走行するための耐水圧と透湿性はどれくらい
自転車は雨や風を受けながら体を動かして走る為、強く当たる雨に耐える耐水性や体の蒸れを逃がす透湿性は無視できない機能です。
それでは耐水性や透湿性は、どれくらいの能力があればいいのかを解説していきます。
耐水圧
JIS規格では、耐水圧2,000mm以上がレインウェアと認定されます。
耐水圧とは、生地が水を吸収しない最大の水圧を示した数値のことです。 値が大きければ大きいほど強い雨に耐えられます。
20,000mm 嵐レベルの雨でも大丈夫
10,000mm 大雨でも大丈夫
2,000mm(100円均一ショップなどに売っているレインコート) 中雨程度なら大丈夫
300mm(一般的な傘レベル) 小雨程度なら大丈夫
自転車での使用は、小雨を防ぐ程度なら5,000mm、大雨の中を走るなら10,000mm以上を目安に選ぶといいでしょう。
透湿性
雨具が単なるビニールのような1枚のシートであった場合、外からの雨は防いでくれる一方、服の内側はからの汗は外に逃げられません。その結果、身体は蒸れてきて不快に感じてしまいます。
外からの水滴は通さず、内側からの水蒸気は通すような「防水透湿性」の機能が大切です。
透湿性能の表現は、素材1平方メートルあたり24時間に何gの水分を透過したかを数値「透湿度 (g/m2/24hrs)」で表します。
大人一人が1時間あたりに放出する発汗量の目安は、
・安静にしている時:50g
・軽い運動時:500g
・ランニングなどの激しい運動時:1,000g
ランニングのように一時的に大量の汗をかくシーンにおいてはまったくムレを感じないという訳にはいきません。
ウォーキングや自転車などの場合は軽い運動程度になるので、500g以上の機能が選ぶ目安になります。
耐水圧や透湿性は機能性が高い方が良いですが、その分価格が上がります。
登山などで使用する高機能タイプだと数万円するウェアもあります。
用途に合わせた機能レベルを選ぶことで購入価格を抑えることができます。
また、いくら耐水圧が高くても、ジッパーや縫い目などの部分がしっかりと防水処理がしていなければ浸水してしまいます。
そんな点にも注意しましょう。
ワークマンのレインウェアとおすすめレインウェアの比較
まずは比較になるようにワークマンの商品を紹介します。
紹介するのはワークマンのイージスブランドの4つのタイプのレインウェアになります。
イージスブランドは前文で紹介したとうり「防水」機能を搭載したレインウエアやグッズを揃えたブランドになります。
対象は上下セットの物にしました。
ワークマンのレインウェア 4タイプ
・イナレムストレッチレインスーツ
価格4900円
ワークマンが独自に開発したのがゴアテックスに負けない性能を目指した高機能透湿防水素材「イナレム」という新素材を使用しているレインウェア、イージスブランドの中でも高い機能性を持つレインウェアでレディース用もある。
・レインスーツ ストレッチパーフェクト
価格4900円
防水性・透湿性・軽量性にストレッチが効いた素材で、体の動きを制限せず「動きずらい」というストレスを感じにくいレインスーツ
・3レイヤー透湿ストレッチレインスーツ
価格4900円
3レイヤーとは3層構造生地のことで、1枚の生地に見えながら、3層になっている素材。
軽量かつ頑丈で防水性に優れ内部にこもった湿気を外に逃がしてくれる防水透湿性も併せ持っている。
また、背中が出にくいサイクルカットを採用、裾幅はボタンで調節可能など自転車向きの機能も搭載している。
・3レイヤー透湿レインスーツ バイカーズ
価格5800円
商品名のとうりバイクに乗った時を想定した商品で、各部に「強い風当たり」を意識した機能を搭載している。
たとえばウエスト部分や首回りはアジャスターで絞ることができ、ズボンの裾は膝から下をマジックテープで大きく絞ることができます。
また、フロントファスナーは雨の侵入を完全に防ぐようにカバーされています。
まさにバイクに乗った時のような「強い風当たり」には完璧機能を持ったレインウェア。
おすすめレインウェア
今回は、それぞれ独自の機能性を持った物やコスパがいい物を取り上げてみました。
・ 透湿 防水 軽量 東レコーテックス ブリザテックレインスーツ
東レコーテックスの防水透湿素材「ブリザテック」を使用した高機能レインスーツ。
ブリザテックとは特殊なポリウレタンの構造により防水性・透湿性に対して優れた性能を兼ね備えた3層(3レイヤー)の特殊素材です。
また、曲げ伸ばしでストレスが少ない計算された立体裁断を採用し動きやすく、スタイリッシュなデザインが特徴。
裏地はベタつきを抑え、常にサラサラで快適な着心地の総裏メッシュ仕様。フロントファスナーは雨を防ぐ二重のフラップを採用、左右のポケットも中の物が落ちにくい構造になっています。
軽い着心地の素材なので梅雨などの天気が不安定の季節は、ウインドブレーカーとして上着だけ着用してズボンはリュックに入れておけば安心です。
・アメトハレ ローリングレインスーツ
フードとジャンバーの首元結合部分に、独自開発した樹脂製ガイドレールを使うことで、首を左右に振り向く動作をしても服を引っ張らずフードが視界を妨げることがありません。
裏地はべた付きを押さえる総裏メッシュ使用。
また、フードには付属している専用のバイザーを取り付けることができるので、顔にかかる雨を軽減できます。
・超軽量アオキ(aoki outdoor)レインスーツ
耐水圧10,000mm、透湿度5,000g/m2・24hの性能と縫い目位置とジッパー位置に圧力処理を施した仕様で雨の侵入を防ぎます。
また、ストレッチ素材を採用し、他のレインウェアとは違う柔軟性があるので動きやすい着心地で、軽量でコンパクトに収納できるので持ち運びも便利です。
フードにはドローコードが付き、顔周りサイズを調節可能で風でフードがばたつかず、袖口に付けられたマジックテープで風を防ぎ、フロントとサイドポケットにも止水ファスナーを採用しているので水の浸入をブロックします。
ズボンの裾に付けられたボタンで裾幅やズボ長さを調整でき、雨や風の浸入を効果的に防ぐことが出来ます。
・フードパッカブル ベンチレーション マックレインウェア
耐水圧:10,000㎜H2O/透湿度:5,000g/㎡-24HRの機能性とマットな質感でパリパリシャカシャカ感が少ない着心地が特徴。
また、このレインウェアの一番の特徴はフードの表生地側にウェア上下を収納し、襟裏コードをフードのループに通して固定することでウェアをフード内にコンパクトに収納することができること。
重さは約390g(Lサイズの場合)で500mlのペットボトルよりも軽く、使用して濡れたウェアをフードに収納して、そのままリョックに入れることが出来ます。
ズボンは裾上げ機能付きで丈の長さを±5cmの幅で調節することが可能です。
自転車に乗る時は長く、長靴を履く時は短くなどシーンに合わせて調節することができます。
まとめ
アウトドアグッズや服と言うとワークマンが思い付きます。
確かにワークマンは機能性やデザイン性を見てもコスパに優れた商品たくさんあります。
また、独自のブランドでカテゴリー分けをして専門性もあり魅力も感じます。
ただ、よく見るとネットショップにも自転車向きのコスパに優れてレインウェアを見つけることが出来ましたので、いくつか紹介してみました。
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