自転車のメンテナンスの中でもタイヤの空気圧管理は大切な作業の1つです。
特にクロスバイクのようなスポーツバイクは空気圧が高いので空気が抜けやすいので定期的なチェックは欠かせません。
そして「自転車の空気入れ」と言ったら定番はフロアポンプですよね。
でもフロアポンプ、空気を入れやすく便利なんですが使うたびに家からの出し入れが以外と面倒じゃないですか。
それに保管場所も玄関だと場所を取るし、倉庫は出し入れがこれまた面倒ですよね。
そこで前から気になっていた電動ポンプ、コンパクトで置き場所に困らないし、自転車だけでなく自動車やバイク、ボールなどマルチに使える点も便利そうで気になる点でした。
そこで携帯ポンプも購入したいと思っていたので「自宅と携帯」両方で使える物、そして何となく「壊れやすいのではないか」という不安もあったので日本製の物を選んでみました。
感想から言うと「むちゃくちゃ楽、もっと早く買えば良かった」です。
ただ、「いまいち」と思う点もあったので、さっそくレビューしていきます。
こんな電動エアーポンプを紹介
今回、悩んで選んだポンプはこんな電動エアーポンプです。
✔優れたデザインで世界三大デザイン賞のひとつ、レッドドットデザイン賞を受賞
✔楽天リアルタイムランキング1位、満足度95%
✔アマゾンでは優れた商品のみ選定されるAmazon’s choiceを獲得
✔「面倒を楽にするスマート空気入れ」として「空気入れ部門」「自転車サイクリング部門」「スポーツアウトドア部門」などで14冠達成
ちょっと長くなりましたけど、なかなか評価の高い電動ポンプで安心の日本製、この手の物って中国製が多いじゃないですか、すぐ壊れたり。
販売元もしっかりしていて、「ホームページ」「youtubeの紹介」「カスタマーサービス」もあり、補償も今なら延長保証で2年。
さらに2023年11月時点の今なら先着順ですが、購入してSNSに投稿すると「ワイヤレス携帯充電器」がもらえる、実はこれに引かれていまいました笑。
気になるスペックは?
次は肝心なスペックを紹介します。
詳細
商品名 | スマート空気入れ |
サイズ | 153×60×39mm |
重量 | 433g |
最大圧力 | 150psi(MAX) |
作動温度 | -10~60℃ |
電池容量 | 4000mAh / 3.7V / 14.8Wh |
充電入力 | 5V2~3A |
圧力単位 | psi / BAR / KPA / Kg/cm2 |
付属品
・米式エアーホース(本体収納)
・仏式、英式アタッチメント
・浮き輪、ボールアタッチメント
・収納袋、充電ケーブル(type-c)
・携帯用空気圧目安表
・説明書兼保証書
サイズと重量は、携帯を考えると「もうちょっと小さめ」と思いましたが、使った後で「このスペックでは、しょうがない」という感想です。
いいなと思った特徴
商品ホームページでも紹介している特徴や「いいな」と思った点、5点を解説していきます。
・ボタン1つでスタート、自動でストップ
本体からホースを引き出すと電源が入りホースをセットしてスタート、後は自動で止まるのを待つだけ、本当に簡単の一言。
・大容量バッテリー
通常エアーポンプに使用されるバッテリーには、寿命が1~3年のニッケル水素電池と3~6年のリチュームイオン電池があり、長い寿命のリチュームイオン電池を使用。
一回の2~3時間の充電で「ママチャリは20回」「ロードバイクは10回」「自動車6回」「原付は6回」の空気入れが可能。
・日常的に使える
自転車をはじめ、自動車やバイク、ボールや浮き輪など日常的に使え、操作も簡単で家族で使える便利さも魅力です
・メーカー保証が2年間
レビューを投稿するとなんですが、通常1年間補償ですが投稿すると2年間補償に延長保証
これ、とっても嬉しいサービスですよね、2年の補償してくれるなんて「自信あり」なんですよね。
・使い方をyoutubeで紹介
これも嬉しいサービス、家族に紹介するにも便利サービス
・分かりやすい表示
大きめのデジタル表示とタッチパネルで、見やすく操作性もよいので「見ずらい」や「押しずらい」がありません。
どんな人におすすめ?
こんな人には便利!
現在フロアポンプを使っているけど、、、、
・フロアポンプって圧力計が下に付いているから遠くで見ずらい
フロアポンプは転倒した時に圧力計を破損しないように多くのポンプが下に付いていますので、見ずらいのが難点。
・空気圧の調整が難しい
これも慣れですがフロアーポンプだと空気圧の微調整が面倒ですよね、「だいたいこれくらい」で終了、ぴったりとはいきません。
・マンションやアパートに住んでいて、自転車の保管場所が離れている
毎回、フロアポンプを持って「行ったり来たり」面倒だし、人と会うとなんか恥ずかしい、保管場所も大抵玄関だけど邪魔になる。
電動ポンプならポケットサイズ、空気入れ作業も簡単ですぐ終わるし、そのまま持って出かけてもいいし、保管場所にも困らない。
向いてない人!
・自転車以外の大きな浮き輪やボールに使用する目的もある人
ボールや浮き輪などを膨らますことが出来ますが、大きな物を膨らますのはNG。
基本的に自転車やバイク、車などの空気圧が高くて空気量が少ない物を膨らますことに適したポンプ。
空気の噴射量が多くないので大きな物を膨らますのは不向きです。
使用した感想
使ってみて「良い点」と「不満な点」をピックアップしてみました。
良い点
・誰でも簡単に使える
ホースをセットして空気圧を設定、後はボタンを押すだけ、本当に簡単で誰でもすぐに使えます。
・コンパクトで持ち運びが楽
ポケットサイズなので、大きな携帯電話を持ってる感覚。
・携帯ポンプとしてもアリ
クロスバイクに携帯するにはちょっと大きいけど、ぎりぎりセーフ。
何より携帯ポンプで空気を入れる作業は大変、フロアポンプのように安定しないし、ワンプッシュで入る空気量も少ない
以前、サイクリング中にパンクしたことがありますが、携帯ポンプで空気を入れる作業は本当に大変でした。
空気圧もわからないし、家に帰って空気圧を測ると全然空気圧が低くくて、2度目のパンクの原因にもなりかねませんよね。
・時間がかからない
使ってみると分かりますが、ほんと簡単であっという間です。
ちなみに、上の写真は
左の風船が「電動ポンプで1分30秒膨らませた物」
右の風船が「フロアポンプで1分30秒で90プッシュした物」
若干、電動ポンプで膨らませた風船の方が小さいが、ほとんど変わらない。
・なんにでも使える
車やバイクなど日常的に使えるのは便利です。
フロアポンプはアタッチメントも無いので、自転車にしか使えないですよね。
・同梱できる説明書が付いている
専用の収納袋に同梱できる説明書が付いているので、誰かに貸したり規定空気圧が分からない時に、おおよその空気圧が分かり助かります。
不満な点
・音が気になる
人が「うるさい」と感じる音量は70dbと言われています。
電動ポンプの動作音はカタログ上65dbで、ぎりぎりの音。
メーカーでも気にして開発したようですが、「問題ない」という判断は使用環境にもよると思います。
実際に使用してみるとさまざまな問題や改善点が浮かび上がったのです。
改善のほんの一部を紹介します。
・コンプレッサーの音と振動が大きすぎる
→工場と話し合い、使用する部品をレベルアップさせることにより音と振動を少しでも抑えられるように考えました。
スマート空気入れ
壁がある場所での使用は音が反響してちょっとうるさいと感じます。
アパートやマンションの駐輪場はいいですが、部屋の中での使用はちょっと抵抗があります。
ちょうど掃除機ぐらいの音なんですが。
・電源が切れる
本体に収納してあるホースを引き抜くと電源が入る構造になっていて、電源が入った後ボタン操作を3分以上したいと自動で電源が切れます。
一度電源が切れると電源ボタンが無いのでホースを元の収納場所に戻し、もう一度引き抜かないと電源が入りません。
作業中に電源が切れるとちょっと面倒です。
・ホースが短い
バルブの位置によってはホースに無理がありバルブに差し込みずらい時があります。
スクーターなどのホイールが小さい物は、入らない場合もあります。
・本体やホースが熱くなる
注意書きにもありますが、連続使用しているとホースの根本がかなり熱くなりホースを収納する時にちょっと困ります。
電動エアーポンプの使い方
ここで使い方を解説していきます。
使い方と言っても簡単なので、さくっと作業手順だけ解説です。
1、本体からホースを抜く(電源が入る)
2、Mボタンでモードを選択する(モードは4種類)
車・バイク・自転車・ボールのモードから選択します。
3、Uボタンで空気圧単位変更(単位は4種類)
タイヤ側面の表示からpsi / BAR / KPA / Kg/cm2の中から選択します。
4、+-ボタンで空気圧を設定
タイヤ側面の表示してある指定空気圧範囲で設定します。
5、スタートボタンで空気入れ開始
6、自動停止または手動停止
設定空気圧で自動停止しますが、途中で手動で停止させることも出来ます。
7、ホースを戻し作業終了
タイヤの適正空気圧はどうやって調べる?
タイヤの適正空気圧は自転車の種類で決まるのではなく、タイヤそれぞれで決まります。
それぞれのタイヤによって適正空気圧が違い、タイヤ側面に表記されています。
適正空気圧を保つことで、パンクのリスクが下がり快適な走行をすることが出来ます。
空気圧については下記の記事を参考にしてみてください。
まとめと感想
今回は電動ポンプを紹介しました。
今回のポンプを選んだ理由は、日本製でアフターサービスの安心点が大きな決め手となりました。
この価格帯の機械って割と壊れやすい物が多い気がします。
2年の補償期間とアフターサービスは本当に安心、逆を言うとそれだけ「自信がある」ということに。
そして、使い心地も多少難点があるもののネット評価どおり満足がいく物だと思います。
空気圧管理は自転車のメンテナンスの中でも最も頻繁に行う走行性に影響する作業です。
「面倒が面倒でなくなる」電動空気入れを試してみてください。
コメント
肯定的に捉えておられるようですが、報酬によるレビューは禁止行為です。
ご意見ありがとうございます。
リライトを検討しています。
分からないことが多く、どの部分を修正するか検討しています。