今回は自分が通勤や普段の移動に乗っているクロスバイク自転車のグリップが経年劣化によってグニョグニョに、、、、
そこで購入、交換した時の手順と実際に交換してみて感じたことや反省点などを解説していきたいと思います。
この記事はこんな人に読んでもらいたい
・クロスバイクのグリップ交換って、どうやってやるの?
・どんなグリップを選べばいいの?
・ハンドルグリップは クロスバイクとママチャリどちらでも使える?
この記事を書いた人
クロスバイク歴10年以上、通勤や普段のちょっとした移動にクロスバイクやキックボードを使う乗り物好き。
自動車関係の仕事に16年たずさわり、自動車の修理やオーディオ類の交換、自転車のカスタムや修理など自分で出来そうなことは自分でやってみるDIY好き。
みなさんのお役に立ちそうなモビリティーについて情報発信しているモビリティーブログを開設している
結論から言うと、クロスバイクのグリップ交換は誰でも15~30分くらいあれば簡単に交換することが出来て、グリップの種類はエルゴングリップのシリコンタイプがおすすめです。
なぜなら交換して思ったことですが、エルゴングリップは手のひらが当たる部分が平になっているので疲れにくく、素材はシリコンタイプであれば手に吸い付くような感覚があるので運転したすく疲れにくからです。
これからグリップを交換しようとしている人は、是非参考にしてみてください。
それでは解説していきます。
グリップ交換手順
使用したもの
・六角レンチ | ・カッター |
・ウエス | ・水 |
購入したグリップ
手順1、グリップを外す
外す前に使っていたグリップはこんな感じです、完全に劣化してグニョグニョです。
クロスバイクを購入して10年以上経ちますが、一度も交換したことはありません。
エルゴングリップのシリコンタイプですが、手のひらが当たる部分が小さめですが握りやすいグリップでした。
まず、自分のクロスバイクにはバーエンドバーが付いているので、それから外していきます。
バエンドバーは、裏側から六角ボルトで止まっているので外していきます。
次にグリップを外しますが、表面がグニョグニョで握りずらく、グリップがハンドルバーに固着して外れないので、グリップとハンドルバーの間をマイナスドライバーなどで少し浮かし水を流しこみます。そして、グリップに握りやすいようにウエスを巻き外しましたが、片側がどうしても外れないのでグリップをカッターで切り外したら、ハンドルバーにカッターのキズを付けてしまいました。
ついでにハンドルを止めているボルトがサビているので、100均の油性スプレーで塗装することにしました。塗装する時の台に外したグリップがちょうどいい感じでしたので使用しました。
グリップを外す時の注意点
グリップを外しずらい時に潤滑剤を使う方法がありますが、そもそもハンドルバーとグリップの間に上手く潤滑剤を流しこめませんし、潤滑剤を使うと後でしっかりとふき取らないと取り付けたグリップが回ってしまうトラブルになりかねません。
グリップを外す時は、外したグリップが不要であればハンドルをキズ付けないようにカッターで切れ目を入れて外すことをおすすめします。
再利用するのであれば、水を使うといいと思います。
グリップを外す時に思いましたが、作業するときに自転車が動いてしまい作業がしずらかったです、特にハンドルはグラグラと動いてしまい片手でハンドルを押さえながらで作業しずらかったです。
作業する時は、両足でタイヤを挟み固定すると作業しやすいです。
できれば、こんなスタンドがあれば作業がしやすく便利ですよね。今後のメンテナンスや洗車などで使えるので購入するのも良いかもしれません。
グリップ取付
今回購入したグリップで、六角ボルトで止めるロックオンタイプになります。
まずは、ブレーキレバーを止めてるネジを緩め、左右のグリップをハンドルバーに差し込みます。
この時に、グリップの向きに気を付けてください。
グリップを入れ終わったら、エンドバー⇒グリップ⇒ブレーキレバーの順に固定していきます。
すべてを固定したら作業終了です。
試乗して気付いた事
グリップ交換後、エンドバー、グリップ、ベレーキレバーの位置調整のため、試乗して気が付いたこと、、、、、
・ん!なんか細くて握りずらいし、路面の振動が伝わってきてグリップ無しで握ってる感じ!
・ちょっとベトベト感がある
・グリップの手の平が当たる部分があみめ状の形状になっているけど、それが痛い。
こんなふうに感じました。
違和感を感じたことは3点
・細くて握りずらい
今まで使っていたグリップより明らかに細い、通常クロスバイクに使用しているフラットバーは直径22.2cm,ロードバイクのドラップハンドルは直径23.8cmです。
このことを考えると、グリップも直径23.5cm以上はほしいと思います。
今回購入したグリップは、内側の人差し指付近が23.0cmですので、若干細い感じですね。
・ベトベトする
購入したグリップはラバータイプで、ネットで調べましたらラバータイプの場合しっかりとグリップしますがベトベト感があるようです。
・あみめ形状が痛い
グリップのあみめ部分が長時間握っていると手のひらに跡が付いて痛いので無いほうがいいかな、、、
こんなふうに思いましたので、グリップのことをいろいろ調べたので買う前に確認すること解説します。
グリップ素材の種類
グリップの素材は全部で4種類
ラバー(ゴム)製
ラバーグリップは、比較的に低価格でいろんな商品が販売され選択肢がたくさんあります。
手にしっかりフィットして握りやすいが、劣化しやすくベタついた状態になりやすいです。
シリコン製
シリコン製のグリップは、変質しにくいので長期的に使用できます。
また手に吸いつくような感触があり、ベタつかず握り心地がいいです。
ラバーグリップに比べ、価格が高いです。
スポンジ製
ラバー製のように劣化でベタベタになる心配がありません。
握ったときに適度な摩擦もあって、好感触ですがしっかりと握りたい時に弾力がある分、握りずらいと感じるかもしれません。
また、軽量で耐久性に優れています。
レザー製
革製は自動車のハンドルにも使われ、しっとりとして手に馴染み感触がいいですが、その反面、劣化が早い素材です。
しかし、きちんとメンテナンスをして使えば、使い続けるほど手になじみ、味わいが出てくる素材です。
グリップ形状の種類
丸グリップ
「丸グリップ」は、もっともスタンダードな丸い棒状のものです。
シティサイクルやミニベロ(小径自転車)などに、主に使われています。
また、種類も豊富で、値段も比較的安いため買いやすいです。
エルゴグリップ
「エルゴグリップ」の特徴は、手のひら部分が平らになっているところ。
自然と握りやすい形のおかげで手首が疲れにくく、クロスバイクのような前傾姿勢で乗る自転車に向いています。
ただし握る部分は限られているため、経ち漕ぎなどのとき、しっかり握れないということもあります。
バーエンドバーつきグリップ(牛角グリップ)
牛の角のような「バーエンドバーつきグリップ」は、エルゴグリップと同様に長距離を走る人におすすめのグリップです。
人間工学にもとづいて設計されていて、疲れにくいのが魅力です。
ただし、バエンドバーを握って走行しているときは、とっさにブレーキをかけることが出来なというデメリットもあります。
以上のように形状や素材の種類があります。
おすすめは、エルゴングリップのシリコンタイプです。
形状は、クロスバイクはロードバイクとシティバイクを掛け合わせた自転車で乗っている姿勢が若干前傾姿勢になるので、疲れにくいエルゴングリップが向いている。
また、素材は素手で運転するのであればメンテナンス性や耐久性、握りやすさからシリコンタイプがおすすめです。
おすすめグリップ
TRIWONDER 価格1490円
素材 | 防振ジェルTPRゴム、アルミ合金 |
長さ | 143mmx112mm |
VELO(ベロ) VLG-1185AD3 価格3999円
素材 | トラクションラバー&ゲルインナー |
長さ | 140mm |
ERGON GP5 グリップ (L) 価格9188円
素材 | ラバー |
長さ | 250 x 60 x 60mm |
NOGUCHI (ノグチ) NGS-003 価格1480円
素材 | ラバー |
長さ | 不明 |
ERGON【エルゴン】 GP1 価格4488円
素材 | ラバー |
長さ | 250 x 60 x 60 mm |
キャット ハンド 価格1580円
素材 | ラバー |
長さ | 131mm |
THEODORE 価格5200円
素材 | レザー |
長さ | 138・128mm(2タイプ) |
UPANBIKE ハンドメイド 裁縫 プッシュオン 価格1699円
素材 | レザー |
長さ | 140・100mm |
Tbest GUB スポンジハンドル 価格1647円
素材 | アルミニウム合金、スポンジ、ゴム |
長さ | 140 x 50 x 50 mm |
TIOGA(タイオガ) Power Studs 5 ブラック アルミ製バーエンド 価格2398円
AMOEBA(アミーバ) アルミバーエンド 価格3745円
まとめ
今回は、クロスバイクのグリップ交換方法と種類を解説しました。
グリップは比較的低価格で簡単に交換できるカスタムパーツですが、自転車の運転に大きく影響する重要なパーツということが分かりました。
紹介したグリップは経験をした自分が「これは」という物を選んでみました。
これを機会に購入し、交換してみてください。
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