最近、話題の増えてきたE-BIKE、電動クロスバイクもそのE-BIKEの中に入ります。
E-BIKEとは、モーターユニットを搭載したスポーツ自転車。
街で乗っているの見かけ、「カッコいいし便利で楽そう、買ってみようかな?」と思って販売サイト見たけど、、、、
・ロードバイクより早く走れるの?
・電動クロスバイクってスピードは、何キロぐらいの?
・普段乗りでクロスバイクほしいけど、電動まで必要?
こんなふうに、思った人いませんか?
この記事は、コンパクトで便利な乗り物が好きでクロスバイク歴10年、通勤はクロスバイクを利用して、毎日モビリティーのことを勉強しブログ記事を書いている私が解説します。
この記事を読むと電動クロスバイクのメリットや性能が詳しく分かり、購入するか検討していた人の悩みを解決します。
また、おすすめの電動クロスバイクも紹介しますので最後までお付き合いください。
それでは解説して行きたいと思います。
電動クロスバイクとは?
まずE-BIKEとは、スポーツ自転車などにモーターユニットを搭載した自転車のこと。
ロードバイクや、MTB、クロスバイク、シティバイクなどの自転車がE-BIKEです。
その中の電動クロスバイクは、ロードバイク走行性能とシティバイクの便利さを掛け合わせた自転車になります。
なので、普段の通勤や通学、ちょっとした買い物の時、休日に遠方までツーリングなど、幅広く使用できます。
値段?
2022年現在、電動クロスバイクは10万円~30万円くらいするものが多く販売されています。
ちょっと高い気がしますよね!
値段ですが、一般的な電動無しのクロスバイクは5万円くらいで販売されています。
これにモーターユニットとバッテリーを搭載したとすると、最低でも10万円は仕方がないと思いませんか?
逆に、7万円くらいだと5万円のクロスバイクにモーターユニットとバッテリー2万円?
ちょっと不安になりますよね。
クロスバイク自体が元々しっかりとしたボディ構成で出来た自転車ですが、モーターユニットのパワーとバッテリーの重さなどに耐えるボディ構成を考えると10万円はしょうがないかなあ~。
電動クロスバイクは、坂道やむかい風でもムチャクチャ楽に走ることが出来ますし、スピードも平均18~25km/hで走行する性能があります。
乗り物の基本は「走る・曲がる・止まる」です。
それに耐えるブレーキ・足回り・ボディとなると、それなりの性能やボディ構成がすぐれている自転車でないと安心して乗れませんよね。
おおげさかもしれませんが、大事故になり命の危険にもつながるかもしれません。
自分にあった電動クロスバイクを安全に長く乗ることを考えると決して高い値段ではないと思います。
僕もクロスバイクを買って10年経ちますが、「手放したり」「買い替える」とは思いません。
それは自分にあった自転車を選び大切に乗っているからだと思います。
選ぶ時のポイント
安心の有名メーカーを選ぶ!
現在、国内のブランドメーカーではブリジストン・パナソニック・ヤマハが代表的なメーカーです。他にも国外のブランドメーカーが多数あります。
それぞれメーカーの特徴もあり、選ぶ時のポイントにもなります。
もう一つのポイントは、長く乗っているとバッテリーの劣化や部品交換は避けられませんので、それらの交換パーツがいつでも購入できること。
安いからといってよく知らないメーカのものを使うのは危険です。
交換パーツがないと、故障した時に修理不能になり乗り続けることが出来ませんよね!
一般車に廃車になる理由は、「バッテリが手に入らない」というもの。
バッテリーや充電器が壊れたので買い換えようとしても、交換用のパーツがなければ廃車か、重いのを承知で電動無しのクロスバイクで乗る選択しかありませんよね。
出来るだけその可能性を減らすために、しっかりしたメーカーを選んでください。
電動アシストの性能と国内の法令
日本では公道走行する電動アシスト自転車はアシストする力が道路交通法で定めてあります。
道路交通法施行規則(昭和35年総理府令第60号)
人の力を補うため原動機を用いる自転車の基準
第一条の三 法第二条第一項第十一号の二の内閣府令で定める基準は、次に掲げるとお
りとする。
一 人の力を補うために用いる原動機が次のいずれにも該当するものであること。
イ 電動機であること。
ロ 二十四キロメートル毎時未満の速度で自転車を走行させることとなる場合にお
いて、人の力に対する原動機を用いて人の力を補う力の比率が、(1)又は(2)に掲
げる速度の区分に応じそれぞれ(1)又は(2)に定める数値以下であること。
(1) 十キロメートル毎時未満の速度 二
(2) 十キロメートル毎時以上二十四キロメートル毎時未満の速度 走行速度をキ
ロメートル毎時で表した数値から十を減じて得た数値を七で除したものを二か
ら減じた数値
ハ 二十四キロメートル毎時以上の速度で自転車を走行させることとなる場合にお
いて、原動機を用いて人の力を補う力が加わらないこと。
ニ イからハまでのいずれにも該当する原動機についてイからハまでのいずれかに
該当しないものに改造することが容易でない構造であること。
二 原動機を用いて人の力を補う機能が円滑に働き、かつ、当該機能が働くことによ
り安全な運転の確保に支障が生じるおそれがないこと。
上記の法令を解説すると、、、、、、
・スピードが時速10Km/hまでは1:2の比率でアシストしてもよい。
・時速10Km/hから時速24Km/hまではスピードが上がるに連れてアシスト比が小さくなり時速24Km/hを過ぎるとアシストは0になるようにする。
・ 時速24Km/h 以上で走行する場合は、アシストしてはならない。
これは自転車がスピードが出過ぎないように安全に配慮された法令と言えます。
図で解説すると、、、、、
一般的な自転車の平均時速は
クロスバイク | 18~25km/h |
ロードバイク | 20~30km/h |
シティバイク | 12~18km/h |
電動クロスバイクは、ほぼアシスト範囲の走行なので快適に走行することが出来ます。
また、変速ギアやアシストモードの切り替えを使って走行するとバッテリーの消費を減らし長い距離の走行も可能です。
メリットとデメリット
メリット
- 坂道やむかい風が気にならない
自転車にとって坂道やむかい風は、避けたいことですよね。
目的地のルート上に坂道があると、どうしても遠回りして避けたいので時間の無駄にもなります。
電動アシストが付いていれば、そんなことも無くなります。
ムチャクチャ楽で、病みつきになりますよ!
- 行動範囲が広がる
体力の消費が少なく、自動車やバイクと違い燃料の消費や駐車する場所なども考えなくていいので、どこでも気軽に行くことが出来ます。
また、自分のペースで景色を楽しみながら走るのもいいですよね。
- 走る楽しさ
電動アシストは「とにかくラク」ということ。
何のためらいも無く、どこでも気軽に行くことが出来ます。
また、普通の自転車よりスピードもアップしますので時間短縮にもなりますし、変速ギアやアシストモードの切り替えで走行を楽しむことも出来ます。
- 便利アイテム
電動クロスバイクは、カゴやドリンクホルダーなどアイテムが豊富なので自分好みのカスタマイズを楽しめます。
デメリット
・バッテリーやユニットが付いているので重い
・電池が切れると意味が無い
・値段が高い
などのデメリットがありますが、結論を言うとこれらのデメリットは解消されます。
自分の使用目的や使用範囲にあった自転車を選び長く乗ることを考えれば、これらのデメリットはデメリットではなくなるのではないでしょうか。
おすすめ電動クロスバイク3選
Panasonic ベロスター メーカー希望小売価格109,800円
総重量 | 22,4kg |
モーター 定格出力 | 250wブラシレスモーター |
走行距離 | パワーモード 28km オートモード 36km ロングモード 50km |
充電時間 | 約4,5時間 |
バッテリー | 25,2V-8Ah リチュームイオン |
・コストパフォーマンスが高いモデルなので購入しやすい。
・リトルLEDライトリフレクター一体型は夜道も明るく照らしてくれるので安心。
・オリジナルチェーンケース付きなのでズボンなどが汚れる心配がありません。
・ドロヨケ、スタンド、サークルロックなど通勤や通学、普段使いに必要な物を標準装備。
・エコナビ液晶スイッチは、速度、バッテリー残量、残り走行可能距離、オートライトなどの機能で走りをサポート。
benelli MANTUS 27 TRK メーカー希望小売価格156,000円
総重量 | 22kg |
モーター 定格出力 | 250wブラシレス |
走行距離 | LOWモード 100km |
充電時間 | 4~6時間 |
バッテリー | 36V-10,4Ah リチュームイオン |
・フレーム内臓バッテリーなので、スタイリッシュ。取り外して充電もできるのでとっても便利。
・フロントサスペンションが付いているので、路面からの振動も少なく快適な乗り心地。
・フレームのサドル側を低く押さえた設計なので、151cm~と小柄な人でも乗ることが出来る。
BRIDGESTONE TB1e メーカー希望小売価格152,000円
総重量 | 22.5kg |
モーター 定格出力 | 250wブラシレスDC式 |
走行距離 | エコモード 130km オートモード 105km パワーモード 62km |
充電時間 | 約4時間10分 |
バッテリー | 36,5V-9,9Ah リチュームイオン |
・ブリジストンの特徴でもある自動充電を搭載。走りながら充電するので航続距離が40%アップ、また下り坂などでブレーキもアシスト、左ブレーキを軽く握るとモーターブレーキが作動。
・ショートシリンダーLEDランプだから、夜道も明るく照らしてくれるので安心。
・ドロヨケ、スタンド、サークルロックなど通勤や通学、普段使いに必要な物を標準装備。
まとめ
クロスバイクは、ロードバイクの「軽快な走り」とシティバイクの「便利さ」を掛け合わせた「街乗り最強」と言われる自転車。
そのクロスバイクにさらに電動アシストを付ける事で、いつもの街乗りや休日のレジャーなど、毎日楽しめる最高の移動手段と言えるでしょう。
値段は決して安くはありませんが、そう便利さや性能を考えると「その値段はしょうがない」と思います。
あなたもきっと「買ってよかった」と思うことでしょう。
電動クロスバイクの良さを体験してみてください。
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