電動キックボード、原付二種タイプのメリット、デメリット。二人乗り可能?[免許取得や登録方法を解説]

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街中をピンクのナンバープレートを付けて走行しているバイクを見かけたことありませんか?

ピンクナンバーを付けたバイクは原付二種と言われる排気量が50~125ccのバイクで、電動キックボードではモーター出力が600~1000w以下のタイプが原付二種になります。

では、そんな原付二種の電動キックボードって

・どんなメリットがあるの?

・免許はどんな免許が必要?

・登録はどうすればいいの?

こんなふうに思ったことありませんか、

今年7月からは、「免許不要タイプ」「原付一種タイプ」「原付二種タイプ」の3つのタイプに分類され、中でも原付二種タイプは販売台数も少なく、認知度が低いことが現状です。

今回は原付二種タイプの電動キックボードの「メリット」や「乗り出す手順」などについて解説していきます。

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原付二種タイプのメリット、デメリット

メリット

  • 最高速度60km/h

原付(原チャリ)に乗ったことがある人ならわかると思うが、一般道を自動車が平均50~60km/hで走っている中で30km/hで走るのは苦痛、迷惑だし逆に危ない気もする、なので大半の原チャリが40~50km/hで走っていると思います。

自分も高校生の時に原チャリに乗っていたけど、ほんとイライラするし自動車を運転する人に申し訳ない、自転車も言えることだけど、車道は邪魔になるので歩道や裏道を走りたくなるのが心情。

そして、原チャリは二段階右折や速度違反などで警察の標的にされる、偏見かもしれませんが原チャリに乗っていた時、何もしていないのに何回止められた経験があります。

なので、最高速度60km/hはメチャクチャ走りやすいし、ストレスフリー。

  • 二段階右折無し

原付二種は原付一種(原チャリ)と違い、二段階右折をしなければならない交差点を自動車と同じように曲がることができます。

大きな交差点での二段階右折は面倒、たまに原チャリに乗ることがありますが自動車を運転している影響か標識を見逃したり、うっかりしていて二段階右折をしない時があります。

そして、標的にされ警察のお世話に、、、、、

面倒だし、交差点を曲がるだけなのに時間がかかるし、つい脇道を使い交差点を避けて通りたくなります。

  • ハイパワー

小型な乗り物に全般的に言えるパワー不足、電動キックボードも原付一種規格は最大出力600Wまでといています。自分も350wの電動キックボードに乗ったことがありますが「かなり非力」。

原付二種なら最大出力1000wなので、最高速度も高くなり坂道もストレスなく登り、加速力もいいと思います。

そうなると快適に走行できますよね。

  • 駐車場

電動キックボード全般で言えることですが、駐車の利便性。バイクをよく路上に止めている人がいますが、立派な駐車違反で電動キックボードもバイク扱いなので違反行為。きちんとした駐車スペースに止めなければなりません。

しかし、電動キックボードはコンパクトなのでコンビニの前などのちょっとしたスペースに止めることができ、目が届くので防犯対策にもなります。

デメリット

  • 車種が少なく、高額

原付二種タイプの電動キックボードは需要が少ないからかネット検索しても車種が少ないので、車種を選ぶことが出来ない。また、モーターやバッテリーが大きくなる影響か車両金額が高い。

  • 車体が重い

軽量でコンパクトが利点の電動キックボードだが、二種タイプは普通の電動キックボードより大きく、重量も重い。

なので、公共機関に持ち込むことは難しく、自動車に乗せることも大変な作業になります。

  • 免許が必要

私もそうですが、600w以下の電動キックボードであれば原付一種か普通自動車免許を持っていれば運転することが出来るため、多くの人は新たに免許を取りに行く必要がありません。

しかし、二種免許は普通自動車免許では運転出来ないため、小型限定普通二輪に対応するバイクの免許を取得する必要があり、免許を持っていない人は費用や時間がかかります。

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二人乗りは可能?

モーター出力が原付二種に該当する電動キックボードで、車体の構造が2人乗り可能な電動キックボードであれば公道を2人乗りで走行することが出来ます。

乗車定員については、購入した電動キックボードの取扱説明書やメーカーに問い合わせすると確認することができます。

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乗り出すまでにやる事、やっておきたい事

電動キックボードを購入してもナンバープレート登録や自賠責に加入しなければ、公道を走行することが出来ません。

ここからは、乗り出すまでの手続きについて調べてみましたので、解説していきます。

  • 登録方法

原付(一種、二種)のナンバープレートの登録や交付は、住んでいる市町村役場の市民税課で手続きすることができます。

登録時に必要な物は、軽自動車税申告書兼標識交付申請書・印鑑(シャチハタ不可)・身分証明書・販売証明書または廃車証明書です。

軽自動車税申告書兼標識交付申請書は窓口受け取るか、事前にネットからダウンロード出来ますので必要事項を記入して販売証明書と一緒に窓口に提出すると、問題がなければ20分程度でナンバープレートを受け取ることが出来ます。

出典:練馬区

車名や車体番号は、販売証明書などに記載されていますので、書き写せば大丈夫です。

  • 免許の取り方

電動キックボードに必要なバイク免許は大きく分けて4種類あります。

免許の種類バイクの排気量
原動機付自転車免許排気量50cc
普通自動二輪車免許(小型)(AT限定免許あり)排気量125cc以下
普通自動二輪車免許(AT限定免許あり)排気量400cc以下
大型自動二輪車免許(AT限定免許あり)排気量400cc以上のバイク

50cc以上の免許には自動車免許同様にAT限定免許があり、電動キックボードはAT限定免許でも乗ることができ、取得可能年齢は16歳以上です。

免許資格を取得する方法は2種類、教習所または一発試験です。

一発試験とは試験会場に直接試験を受けに行く方法で、技能訓練や学科の勉強は自分で行うので費用を安く押さえることが出来る反面、学科試験は教習所と変わりませんが、実技試験の合格率が非常に低いので教習所での取得をおすすめします。

教習所では一般的に普通免許を持っていない場合は学科26時間と実技12時間の講習を受ける必要があり費用は10~12万円程度かかります。普通免許を持っていると学科1時間、実技10時間の講習を受ける必要があり、費用は7~8万円程度で取得することが出来るようです。

また、AT限定免許の場合、普通免許があると実技講習が8時間に、無いと実技講習が9時間に縮めることができます。

基本的に教習所では講習を受けることで合格としますので、普通免許ありの場合は卒業試験が学科も実技もありません、普通免許がなくても卒業学科試験のみで免許証を交付してもらえます。

その他、一発試験の場合は平日のみ試験を受けることができ、受験料2600円と試験車使用料1450円、計4050円かかります。

私は以前、普通免許を一発試験で取得していて学科試験は教習所と同じだが実技試験が

・試験コースが試験当日決まるので、覚えるのが大変

・実技試験は練習は無く、いきなり試験

・乗ったことがない自動車なので慣れない

実技試験は本当に合格者が少なかったです。

  • 自賠責保険の加入

自賠責保険は強制保険とも言われ、公道を走行する車やバイクに加入が義務付けられています。

電動キックボードもナンバーを取得して公道を走行するには加入する必要があります。また、自賠責保険の車種により区分けされていて、原付一種・二種とも同じ区分の自賠責保険なので、代理店やネット申し込み、コンビニなどで加入することが出来ます。

自賠責保険料

契約期間12か月24か月36か月
保険料6.910円8.560円10.170円

加入する時は、ナンバーを取得してから加入するとスムーズに加入することが出来ます。

また、自賠責保険は長く加入すれば保険料が安くなる傾向です、途中解約すると見経過部分は返金されますので加入する時は長期加入するとお得です。

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維持費、おさえておきたい6項目

電動キックボード二種の維持費はバイクと同じ費用がかかります。

必ずかかる固定費用と、自分の判断による費用があるので確認しましょう。

  • 自動車税と自賠責保険料

軽自動車税の納税額は排気量50cc~90cc以下で2000円/年、90cc以上125cc未満で2400cc/年となっておりバイクにかかるもう1つの税金である重量税は原付一種、二種ともに発生しません。

自賠責は前で説明したとうり長期加入がお得なので、出来るだけ長期加入しましょう。

  • 電気代とメンテナンス費用

電気代は一度の充電で10~20円くらいなので、二日に一度充電したとして一か月150~200円と約ガソリン1L料金です。原付バイクより断然お得です。

メンテナンス費用は原付バイクのように、オイル交換などの日常的な費用はかかりませんが、2年くらいの長期間で考えるとバッテリーやタイヤなどの消耗品の交換費用がかかります。

また、使用頻度にもよりますが球切れやガタツキ、タイヤの空気圧などの日常点検は自分でやったとしても、年に一度くらいは専門ショップなどで点検をすると安心ですよね。

  • 任意保険と盗難保険

任意保険に関しては加入に悩みますよね。

そう、費用の問題。

そこまでして加入すべきか?という点です。

一つの目安になる加入率の統計ですが、電動キックボードの統計は無く原付バイクの統計になりますが、加入率は

対人賠償約42%
対物賠償約43%
搭乗者傷害約27%

微妙です、搭乗者傷害(自分のケガ)に関しては低い加入率で、やはり相手への賠償重視と言えるのでしょうか。

自賠責保険は対人補償のみで対物や自分のゲガに関して補償されません、補償内容にもよりますが一般的な補償内容で年間約15,000円ぐらいかかります。

自賠責保険に関しては、下記の記事でも紹介しているので参考にしてください。

おすすめは、任意保険が一括でできる見積もり比較サービスサイト、しつこい営業メールや電話がなく、サクッと比較できます。

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次に盗難保険ですが、盗難保険は取り扱う保険会社にもよりますがバイク保険として加入することが出来ます。盗難の統計はまだありませんが、簡単に持ち運べるので盗まれる確率は高いと思います。

ワイヤーロックなどの防犯対策をしっかりした上、加入しておくと安心ですよね。

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まとめ

原付二種に分類されるモーター出力600w以上の電動キックボードは、「高額で車種が少ない」「重い」「原付二種免許が必要」などのデメリットがありますが、「最高速度60km/h」「二段階右折なし」などの一般道の走行のしやすさに、「坂道をストレス無く登るハイパワー」「ちょっとしたスペースに駐車できる」などの利便性を持っている電動キックボードです。

登録方法も簡単で維持費も原付バイク同様安く、燃料代に関してはほとんどかからないと言っていいほどです。

今年の7月からは、新しい区分の「特定小型原付」がスタートして、該当する車種は時速20km/h以下で自転車道や路側帯、時速6km/h以下で歩道を走行することが出来ます。

あなたは最高速度20km/hで自転車のように乗る電動キックボードと、最高速度60km/hでバイクのように乗る電動キックボードのどちらを選びますか?

どちらの電動キックボードにしても、あなたの財産を守る「任意保険や盗難保険」は、加入することをオススメします。

はんぞろ
はんぞろ

今回は最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

皆さんのお役に立つような情報を中心に配信していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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