毎日、自転車を利用する人にとって雨の日のレインコートは無くてはならない物。
でも、レインコートを買おうとなると、何を基準に選べばいいか考えますよね。
また、こんな事で悩んでいませんか?
・脱着が楽なレインコートはどんなタイプですか?
・顔が濡れないレインコートは、どんなタイプのものを選べばいいの?
・撥水性の高いレインコートを着ているのに、服が濡れているのはどうして?
こんなお悩みを解決します。
レインコートは誤った選び方をすると、雨で顔や服が濡れてしまったり、レインコートの中が湿気で服が濡れたようになってしまったりなど、雨の日の便利グッズではなくなってしまいます。
今回は、失敗しないレインコート選び方やその使い方、おすすめの顔が濡れないレインコートやあると便利な雨の日グッズを紹介します。
選ぶポイントを押さえ、自分の使用にあった顔が濡れないレインコートを探してみてください。
はじめまして、「はんぞろ」と申します。
「怪しい者ではありません」と言う人ほど怪しい。
クロスバイク歴10年以上、自転車通勤をして9年ぐらいになります。
雨の日の自転車、ちょっと気が引けますよね。
僕も前はそうでしたが、ちゃんとしたアイテムを揃えると「当たり前」と言うか、あまり気が引けるようなことはなくなりました。
それより雨の日は、視界が悪く滑りやすいので、運転に気を付けます。
今回は、ちょっと長くなりますので「サクッと」読み流してもらって、後で重要なポイントだけ読み直してみてください。
出来るだけ短くしたいのですが、長文になってしまって申し訳ございません。
大体、自己紹介も長い、本当にすいません。
買う前に知ってほしいこと
まずは、絶対にやってはいけない事。
雨の日に傘をさして自転車を運転している人を見かけますが、傘を差しながら自転車を運転すると視界を妨げ人や物にぶつかる危険や片手運転でバランスを崩し転倒する危険もあります。また、傘が風に煽られてバランスを崩すなど、運転に支障があり大変危険です。
傘をさしての片手運転は道路交通法上の違反になり罰則になります。
雨の日は、安全に自転車を運転するためにも、レインコートを着て走行しましょう。
自転車用レインウェアは2タイプ
自転車で使用するレインウェアには、大きく分けて2種類「セパレートタイプ」と「ポンチョタイプ」のがあります。
まずは、この2種類について解説します。
セパレートタイプ
セパレートタイプのレインウェアは、アウターとパンツがセットになっているウェアです。
このタイプのウェアは、風の影響を受けにくく、防水性が高いので長時間使用しても濡れにくい、上下に分かれているので動きやすい点が特徴といえます。当然ながらどんな姿勢にも対応してくれるので、シティサイクルだけでなマウンテンバイクやクロスバイク、ロードバイクを含むあらゆる自転車で使用することに向いています。
メリット
・足元が濡れにくい
・漕ぎやすく、動きやすい
・防水性が高い
・防寒対策にもなる
デメリット
・着脱に時間がかかる
・コンパクトに収納できない
・蒸れやすい
・金額が高め
ポンチョタイプ
ポンチョタイプのレインウェアは、普段着の上にマントのように上からかぶるように着るので、手軽さが魅力。
また、付属のケースに収納できるものが多く、自転車に乗る際に常備しておけば急な雨にも素早く対応できます。
ポンチョタイプはゆったりした形をしているので、背負ったリュックごとカバーできることもポンチョの特徴です。
また、自転車の前カゴごと覆うことのできるタイプもありますので、前カゴに入れたバッグや荷物を濡らしたくない人には、ポンチョが適しているといえるでしょう。
その一方、膝から下はカバーしきれないので、小雨の時は良いのですが大雨には不向き、気になる人はレインブーツや防水パンツを同時に使用すると膝から下もカバーすることが出来ます。
ポンチョタイプは、小雨や近場に出かける時に使うと便利なアイテムなので、どちらかと言うと簡易的なレインウェアと言えるでしょう。
メリット
・着脱が簡単
・コンパクトに持ち運び出来る
・前カゴにもかぶせるタイプがある
・蒸れにくい
デメリット
・膝下をカバー出来ないため、足元が濡れやすい
・風に煽られやすい
レインウェアを選ぶ時、チェックしておきたい4つのポイント
レインウェアを選ぶ際は、注意すべきポイントが4つあります。
濡れずに快適に走るためにも、確認しておきたいポイントです。
ポイント1 耐水性
レインウェアを選ぶ時は、「雨がどれくらい滲みてこないか」という耐水圧を確認しましょう。
耐水圧とは、生地に雨が滲みてこない最大の水圧を示した数値のことです。
値が大きいほど強い雨に耐えられます。
耐水圧の目安
小雨 | 300mm |
中雨 | 2000mm |
大雨 | 10000mm |
嵐 | 20000mm |
一般的な傘の耐水圧は、250mmです。
1時間以内の使用であれば、小雨を防ぐ程度なら5,000mm、大雨の中を走るなら10,000mm以上が目安です。
また、1時間以上の使用の場合は耐水圧20,000mm以上のレインウェアをオススメします。
ポイント2 通気性(透湿性)
雨の日は湿度が高く、レインウエアは風を通さないので自転車を漕いでいると、思った以上に汗をかきレインウエアの中が蒸れます。
こんな経験ありませんか?
「雨は防いだはずなのに、合羽の中がびっしょり濡れてしまった…」という経験がある方は、透湿性のないレインウェアを着ていたため、汗で濡れてしまったのです。
レインウエアの中の湿気対策をするには「透湿性」を確認しましょう。
透湿性とは、生地1㎡あたり24時間で何gの水分を透過したかを表す数値で、値が大きいほど蒸れにくくなります。
透湿度 | |
安静時 | 2,000g/㎡/24h |
軽い運動 | 5,000g/㎡/24h |
激しい運動 | 10,000g/㎡/24h |
目安として、蒸れにくいレインウェアが欲しい場合は、5,000g~8,000g、絶対に蒸れたくないレインコートが欲しい…!という場合は、10,000g以上のものを選ぶことをおすすめします。
汗のかきかたには個人差があるので、自分にあった値のレインウエアを選ぶとよいでしょう。
ポイント3 顔が濡れない
どんなレインウエアを選んでも、顔は露出しているので多少なりとも濡れてしまいます。
顔に沢山の雨がかかると、目も見ずらく大変危険です。
レインウエアの中には、フードに透明な大きなツバが付いているタイプがあり、
雨が顔にかかることを防ぐことが出来ます。
フード付きのレインウェアを選ぶ際は、フードは風の抵抗を受けやすいので首元をしめる紐などが付いているレインウエアを選ぶと良いでしょう。
また、レインバイザーも顔が濡れるのを防いでくれるアイテムです。
レインバイザーは顔を大きくカバーしてくれて、雨以外の風や虫などが顔に飛んでくることも防いでくれるので、晴れている日でも活躍してくれる便利アイテムです。
紫外線が気になる人は、UV機能付きもあります。
難点としては、雨の水滴がバイザーに付き視界が悪くなる場合があります。
最初から撥水機能が付いているバイザーもありますが、撥水機能が低下したり撥水機能が付いていないバイザーは、自動車用の撥水剤などを塗り対策をすると良いでしょう。
ポイント4 袖や裾が絞れる
袖や裾が広がっていると雨が入ってきて、服が濡れてしまうことがあります。
出来れば袖や裾を絞れるタイプのレインウエアを選ぶことをおすすめします。
また、裾を絞ってあることで車輪やチェーンに巻き込まれることを防ぐことも出来ます。
顔が濡れないレインコートおすすめ9選
自転車屋さんのレインポンチョ ノーブル 大久保製作所
カクカク立体ツバだから顔が濡れにくい!
大久保製作所は、創業から現在まで職人の技術を伝承する国内生産の会社。
フード部分は、立体的なツバが付いているので顔が濡れにくく、耳をふさがない形状で左右の確認がとってもしやすい構造になっています。
また、ポンチョタイプでフロントのカゴも濡れないようにガードでき、めくれ防止クリップが付いているので、風でレインコートがめくれる心配もありません。
手元がクリアになっているので、運転もしやすいこともポイントです。
ハローエンジェル レインコート
濡れたくない!でも可愛いレインコートがほしい。
1000人のママさんの意見を元に開発し、楽天ランキング1位を受賞した人気のレインコート。
フード部分は3か所のドローコードを設置し、顔の露出具合やフードの大きさ調整が出来るので、視界が開けて安心。
ポンチョタイプは下からの雨に弱いですが、足が濡れることを防ぐズボンではなくレッグタイプのものが付属、これは「人前でズボンタイプを脱ぐのは恥ずかしい」という意見から生まれたもの。
表面は撥水加工、裏面は防水加工、ファスナーは防水ファスナーで雨を完全シャットアウト。また、手の甲が濡れないハンドカバーも嬉しい機能のです。
カラーは5色で、持ち運びに便利なポーチも付いています。
Aetonyx(アエトニクス) Shower Rain
三層構造生地で雨をシャットアウト!
楽天週間ランキング1位、レインウエア専門店の(株)ミヤマコートが開発したレインコート。中国に専門協力工場を持ち、すべての素材や品質を「メイド イン ジャパン」レベルで対応する会社なので安心。
フードはツバが取外しが可能で、特許取得の回転フードで左右確認もしやすく、雨の日の自転車運転も安心。
生地は3層構造で、耐水圧10000mm、透湿性5000g/mに通気口も付いているので、大雨でも蒸れずに雨をシャットアウト。
男女共用で、持ち運びに便利なバック付きです。
Aetonyx(アエトニクス)レインバイザーレインポンチョセット
レインバイザーがコロナ対策や紫外線対策にも!
楽天週間ランキング1位、レインウエア専門店の(株)ミヤマコートが開発したレインコート。中国に専門協力工場を持ち、すべての素材や品質を「メイド イン ジャパン」レベルで対応する会社なので安心。
バイザーのみの使用でコロナ対策のフェイスガードとして、UVカット90%で紫外線対策としてマルチに使用できる。
特許取得の回転フードで左右確認もしやすく、雨の日の自転車運転も安心。
水が入りにくい大型ポケットが両サイドに付いているので、カギやタオルを入れておくと便利。
SWEET PEA サイクリングレインコート
動きやすいデザインで自転車の運転にピッタリ!
フード部分は脱着が可能なので、歩きの時など傘をさして使用してもフードが邪魔にならない。
裾はファスナーを開けばスリットになっているので、自転車を漕ぎやすく濡れない。
袖もゴムタイプの2重構造なので、雨や風をさえぎり手の甲も守ってくれる。
両胸や背中の部分に通気口があるので、雨の日も蒸れにくいデザイン。
LACE LADIES 軽量レインコート ポンチョタイプ
袖つきのポンチョタイプなので着やすくて濡れにくい
自転車に乗っている時に、濡れにくいように前丈がちょっと長めに作られている、ロング丈ポンチョ。
フードのクリアバイザーは、取外し可能。
着替えが簡単にできる、前開きジッパータイプでボタンとファスナーの2重構造、耐水圧10,000mmで大雨の時も安心。
男女共用で7色から選べます。
QlANoutdoor レインコート
防水&耐摩が抜群で大雨でも安心
厚みのある生地のナイロンオックスフォード素材は防水性、耐摩耗性に優れた素材で、表面には撥水加工、縫い目には防水加工を施していますので、大雨も安心して使える。
透明のツバとフードの左右部分にクリア素材を使うことで、左右の視界を妨げるものがないので視界良好で安全に自転車を運転することが出来ます。
<
Chou Chou Poche シュシュポッシュレインコート
楽天ランキング多数入賞の人気のレインコート
ひざ下までカバーできるロングタイプで、ゴム紐で裾を縛れるので足が濡れにくく、ゴム紐が伸縮するので、自転車を漕ぐ邪魔にまりません。
袖は大きめの袖と内側のゴムで雨の侵入を防ぎながら、雨から手を守ります。
また、大きめのポケットが付いているので、タオルやカギなどを入れておけば、とても便利。
ストレッチレインスーツ セパレートタイプ
体の動きにフィットするストレッチレインスーツ
軽量透湿とストレッチ素材で、リュックを背負ったままでもゆったり着用できる、ストレッチレインスーツ。
フロントジッパーと、左右のファスナーポケットには止水ファスナーを採用し、耐水圧10000mm/H20と透湿性5000g/m2・24hで大雨の日でも、しっかりガード。
あると便利なグッズ
自分は濡れなくても、「靴が濡れてしまった」「バックがびちょびちょ」なんてことありますよね。
レインウエアだけでなく、あると便利な小物類も紹介します。
シューズカバー
コンパクトに折りたたんできますので、いつでも携帯できます。 突然の雨や雪でもさっと装着でき、大切な靴を守ってくれます。
靴底は丈夫なゴム製で凹凸の柄付いて、濡れた道にも滑りにくくなっています。
厚みのある素材のTPE、耐摩耗性に優れ、何度でも使うことが出来ます。
リュックカバー
小型軽量なので、常にリュックの中に携帯できます。
反射材が付いていますので視認性が悪くなる雨降りの夜間に自分の存在を相手に知らせることができます。
カバーの端はゴム素材ですので、様々なバックパックに被せるだけでFitします。
耐水性の高い耐摩耗性ナイロンで出来ていますのでよく水を弾き、軽くて丈夫です。
UV手袋 レディース
ウェディンググローブのようにキュートな紫外線防止手袋。
手のひらはすべり止め付きなので。自転車に乗る時も滑らず運転をすることができます。
人差し指と親指の部分がカットされていますので、スマホ操作も楽々。
手袋 レディース 防寒 防風 防水
見た目がおしゃれで、防水タイプの手袋。
指先がスマホも触れるように加工してあるので、手袋をしたままスマホ操作も可能。
冬の寒い日やちょっとした雨の時に便利でおしゃれなアイテムです。
女性におすすめ!化粧崩れ防止スプレー
ファンデーションよりも細かいイケメスの粒子が、通気性を保ちながら保湿。
使い方は簡単!化粧後にこのスプレーを利用するだけで、朝のメイクを8時間キープすることが可能です。
テカリを抑える効果、ファンデーションや汗、汚れが洋服に付くのを防止する効果、水やプールで落ちないように肌をカバーする効果なども期待できる優れものです。
まとめ
自転車用レインコートの選び方とおすすめ人気レインコートを紹介しました。
雨の日に自転車に乗ることも、お気に入りのレインコートがあれば出かけることをためらわず快適に過ごせるかもしれません。
防水性、透湿性など記事で挙げたポイントを参考に、最適な1着を探して雨の日の自転車ライフを楽しんでください。
また、雨の日の自転車の運転は路面が滑りやすく、視界も良くないので十分気を付けましょう。
そして、あなどるなかれ自転車も道路交通法では立派な軽車両。
事故を起こせば、相手や自分も大怪我をすることもあります。
しっかりと自転車保険に加入して、相手や自分の体と財産を守もることも大切です。
チャイルドシートカバーはこちらを参考にしてみてください。
コメント