毎日、自転車に乗る人であれば絶対に必要になる空気入れ。
タイヤの空気は自転車に乗っても乗らなくても減っていきますので、最低でもシティーバイク(ママチャリ)なら月に一度、スポーツ自転車だと2週間に1回は空気圧の点検をしたいところです。
パンクの原因の8割は「空気圧低下によるもの」と言われています。
タイヤの空気圧はタイヤそれぞれに規定の空気圧があり、正しい方法で規定範囲の空気を入れることでパンクトラブルを最小限に回避することが出来ます。
また、規定空気圧を入れることでハンドル操作がしやすく、ペダルを無理なく漕ぐことが出来るので快適に走行をすることが出来ます。
こんな人におすすめ
・バルブの種類ってどんな形があるの?
・正しい空気の入れ方は?
・気が付くと空気が少ない?そんな時にやってほしいこと
今回は、自転車の正しい空気の入れ方やバルブの種類、適正空気圧の見方や空気圧点検の頻度について解説したいと思います。
私自身が使って良かった空気入れも紹介します。
タイヤのパンクトラブルを回避するためにも、定期的に空気を入れるのですが簡単で使いやすい空気入れがいいですよね。
自己紹介します。
はんぞろと申します、チャラ写真は若いですがアラエフの自転車好きのおやじです。
自転車好きで自転車通勤や休日のサイクリングと自転車生活。
最近はe-Baikにハマってます。
歳のせいか脚力が無くて😂、本当のところ1度乗ったら楽でやめられません😁
自転車の良さや楽しさを皆さんに伝えたく、ブログを始めました。
自転車を快適に乗ることが出来れば良さや楽しさが分かると思い、自転車に関する色々な記事を投稿しています。
参考にしてみてください
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よろしくお願いします。
まずはバルブの種類から
日本で販売されている自転車は、主に英式・米式・仏式の3種類のバルブを使用しており、それぞれの形にあったポンプが必要です。
英式は最も多く使われているタイプで、主にシティータイプ(ママチャリ)やシティークロスなどに多く使われています。
そのため、英式に使用できる空気入れはホームセンターや100均などで販売されている多く入手しやすいバルブの種類です。
まずは、持っている自転車のバルブの形を確認しましょう。
空気の入れ方
英式バルブ
英式バルブは、主に洗濯バサミのようなクリップの形のアタッチメントが多く使われています。
・空気を入れる手順
- バルブ先端に付いているキャップを外す
- 袋ナットがしっかり閉まっているか確認する
- クリップを大きく開き、クリップに付いている口金をバルブ先端にかぶせ、クリップがカットされている部分を袋ナットの下にはさむ
- ポンプで空気を少し入れ、口金付近から空気が漏れていないようであれば、空気を入れ始める。
(この時、空気が漏れるようであれば、口金の位置を調整する)
仏式バルブ
仏式バルブは軽量で細長い形で高い空気圧に対応できるのが特徴で、主にロードバイクに使われている空気圧の高い細いタイヤに使用されていて、バルブ先端に付いているナットが壊れやすいので注意して作業する必要があります。
・空気を入れる手順
- バルブ先端のキャップを外す
- バルブ先端に付いている小ネジを、専用工具またはラジオペンチなどで少し緩め、後は手で止まるところまで緩める
- ポンプの口金をバルブにかぶせレバーでロックする
- ポンプで空気を少し入れ、口金付近から空気が漏れていないようであれば、空気を入れ始める。
(この時、空気が漏れるようであれば、一度ロックを外し、口金の位置を調整する)
米式バルブ
英式バルブは、車やバイクにも使用しているバルブで、構造がシンプルで壊れにくいことが特徴です。
・空気の入れる手順
- バルブ先端のキャップを外す
- ポンプの口金をバルブにしっかり差し込んでロックする
- ポンプで空気を少し入れ、口金付近から空気が漏れていないようであれば、空気を入れ始める。
(この時、空気が漏れるようであれば、一度ロックを外し、口金の位置を調整す
使いやすい空気入れポンプを選ぶ2つのポイント
空気圧の点検は出来ればシティーバイク(ママチャリ)なら月に一度、スポーツ自転車だと2週間に1回は空気圧の点検をしたいところです。
頻繁に使うアイテムなので使いやすいタイプがいいですよね。
大体どれも同じなのですが2点だけ確認しておきましょう。
また、100円ショップなどで売られている小さなハンドタイプは空気が入れずらく、すぐに壊れていまいますのでオススメしません。
100円ショップのポンプは何本買ったかわかりません。
僕の一番のオススメは電動ポンプ!
空気の点検って出かける時に思い出しませんか。でも出かける時は忙しいですよね。
なので、持ち出しが楽で簡単に空気を入れることが出来ればいいですよね。
それにコンパクトなので保管場所も悩みませんし、自転車以外のバイクや自動車、ボールなんかにも使用できて、日常的に使えます。
メチャクチャ便利で手放せませんよ。
マルチなアタッチメント付きがおすすめ
先ほど解説したように、自転車のバルブは、英式、仏式、米式と3種類あり、それぞれバルブの形が違うのでバルブの口金にあったポンプが必要です。
アタッチメント付きのポンプであれば、どのバルブにも適応し使用することができて便利です。
中には、ボールや浮き輪などにも使えるアタッチメントが付いているポンプもあります。
メーター付きを選びましょう
自宅で空気を入れるのであれば、両足でしっかり固定できるフロアタイプをおすすめします。
手動式携帯ポンプは、ポンプ自体を両手で持ち片手の力だけで空気を入れるので、不安定で力が入れにくく、すぐに疲れてしまいます。
フロアタイプは、ポンプ自体を両足でしっかりとホールドして両手の力で空気を入てるので、楽に空気を入れることが出来ます。
自転車のタイヤには、それぞれ適正空気圧があります。
適正空気圧は、それぞれの自転車のタイヤ側面に表示されています。
空気圧は、自転車の乗り心地やペダルを漕ぐ力に大きく影響してきます。
また、空気の入れすぎはバーストを引き起こす原因にもなりますので、適正空気圧を必ず確認しましょう。
適正空気圧は自転車ではなく、タイヤごとに違う
どんなタイヤにも推進空気圧があります。
タイヤのサイドを見ると、この範囲内で空気を入れましょうという推奨空気圧が表記されています。よく見てみるとMIN(最小)、MAX(最大)というような範囲表記がある場合と、MAX(最大)空気圧のみ表記している場合があります。
また、空気圧には単位があり、代表的なものでは下記のような3つあります
1.「psi」 | 1平方インチあたりに何ポンドの圧力がかかるかを表わします。 主にロードバイクをはじめ高圧を保つタイヤに使用される単位です。 |
2.「bar」 | 太いタイヤを中心に利用される単位です。 |
3.「kgf / ?」 | 主にシティサイクルのタイヤに表記されています。 |
これら3つの単位で表示してあると思いますので、乗る人の体重を考慮し適応した空気圧まで空気を入れましょう。
実は英式バルブは構造上、正確な空気圧を測ることが出来ません。
そこで英式バルブでも正確な空気圧を測れ、耐久性もあがる「スーパーバルブ」というパーツがあります。
このバルブは数百円で購入できて、工具なしで誰にでも簡単に交換できます。
詳しい解説は下記の記事を参考にしてください。
よく聞くトラブル
ここではよく聞くトラブルを2点だけ取り上げてみました。
上の写真の自転車カッコよくないですか、
でも、お尻痛そう。
なんであんなサドルなんでしょう
自転車は令和だけど、サドルは明治って感じ。
空気が入らない原因
「空気が入らない」というトラブルは英式バルブでよく聞きますが、これは原因の一つに虫ゴムの劣化があります。
英式バルブは米式や仏式と異なり、虫ゴムというゴムチューブを使って、空気バルブの開閉をしています。
虫ゴムは劣化しやすく、定期的に交換しないとバルブに虫ゴムが溶けて張り付いてしまい、空気が入らない問題を引き起こします。
英式バルブで空気が入りずらい場合は、虫ゴムを確認しましょう。
交換方法は下記の記事を参考にしてください。
フロアポンプは最後までしっかりと押し下げる
タイヤに空気を入れる時にポンプをしっかりと一番下まで押し下げること。
ポンプは、ハンドルを引き上げて押し下げた時に最後の方で硬くおしずらくなります。ここで最後までしっかりと押し下げることで、たくさんの空気をいれることができます。
ハンドルをしっかり押し下げ、効率良く空気を入れましょう。
バルブにアタッチメントが確実にセットされているか確認する
よくありがちなミスがバルブにホース先端のアタッチメントが、しっかりとセット出来ていないケースです。
この状態でポンプで空気を送りこんでも、タイヤに空気が充填されず空気圧計も確認しないまま空気入れ作業を終了してしまうというケースです。
これだと空気は、まったく充填されておらず意味がありませんよね。
空気を入れる際は、アタッチメントが確実にバルブにセットしてあるか確認しましょう。
空気圧は定期的にチェックする
タイヤの空気は自転車に乗らなくても少しずつ減っていきます。
下記の表の頻度で定期的に空気圧を確認して入れるようにしましょう。
シティーサイクル (ママチャリ) マウンテンバイク | 比較的タイヤが太い | 3~4週に一度 |
ロードバイク クロスバイク | 比較的タイヤが細い | 2~3週に一度 |
あまり空気が減るようであれば、パンクまたはバルブからのエアー漏れなどの可能性があります。
そのような場合は一度確認しましょう。
バルブ交換記事は
パンク修理記事は
私は空気圧の高いクロスバイクに乗っていますが、3週くらい経つと走行中に違和感を感じるくらい空気が減っている時があります。
特に、立ちこぎなどをした時に空気が減っていると違和感を感じますよ。
クロスバイクは空気圧が高いので3週間経つと結構空気減っています。
空気が減っている状態ではペダルの軽さが全然違いますよ。
おすすめ空気入れポンプ
空気入れは必ず空気圧が測れ、各バルブに対応している物を選びましょう。
また、スポーツ自転車に使用する場合は、最高空気圧も確認しておきましょう。
Samuriding (SIG-FP006) 価格2,948円
アマゾン売れ筋ランキング1位
スチール製で丈夫なので、外からの衝撃に強く、耐久性に優れている。
ツインバルブヘッドの採用で、アタッチメントを交換することなく米式・英式・仏式バルブに空気を入れることが出来ます。
KUKiiRE スマート空気入れ 価格7,980円
楽天ランキング1位・満足度95%・レビュー総合評価4.68
指定空気圧まで、自動で空気を入れて自動停止するのでパンクの心配がありません。
タッチパネルで、子供や女性でも簡単に空気を入れられます。
付属品が豊富で車やバイク、ボールや浮き輪まで空気を入れられます。もちろん、自転車の全バルブ対応。
充電式でコンパクトなので、持ち運びも出来ます。
まとめ
自転車の空気圧は、定期的に確認して空気を入れるようにしましょう。
自転車の空気は適正空気圧を入れることで、自転車の乗り心地やペダルを漕ぐ時の漕ぎやすさなどに影響してきます。また、パンクのトラブルを防ぐことにもまります。
できればメーター(空気圧計)付きポンプで、適正空気圧を入れるようにしましょう。
今回おすすめの空気入れを2つ紹介しましたが電動空気入れは、特にオススメします。
入れたい空気圧を入力すれば、ボタン一つで自動で空気を入れてくれるので、誰でも簡単に使うことが出来ます。
また、置き場所にも困らず、充電式でコンパクトなので、携帯して持ち運ぶことも出来ます。
車やバイクにも使用でき、ボールや浮き輪などにも空気を入れることが出来るので、とても便利です。
この機会に、検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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